歯科技工士を目指す場合には歯学部、通常の医者を目指す場合には

歯科技工士の将来性歯科技工士の過剰が問題視されているように、歯科技工士は現在、供給に需要が見合っていない状態となります。それにより、開業医の廃業や、歯科技工士の治療の質の低下などが大きな問題となっています。 しかし、歯医者のニーズは無くなる事はありません。虫歯などの歯の治療だけではなく、歯を綺麗に見せる為の矯正など、今後も人々にとって歯医者は無くてはならない存在です。テレビで最新の治療方法が紹介されるなど、人々の歯の健康に対する関心も高まりつつあります。 現状として言えることは、需要に対し供給が大きすぎるということです。それにより歯医者の将来性に不安の声があがっています。しかし、歯科医自身の能力によっては、今後も大きな収入を得られるでしょうし、将来に渡って赤字経営に陥ることもないでしょう。つまり、歯科技工士の免許を持っているから将来安泰、という考えではなく、危機感を持ちいろいろな対策を講じていくことが今後求められてきます。
もし、学生のうちに患者として歯医者に行く機会があれば、患者が多く集まる歯科医にどのような特徴があるかなどを探求されてみてはいかがでしょうか。近年は病院や施設でもホームページなどを持っていますね。施設内はどのような雰囲気で、治療にあたるスタッフがどのような雰囲気なのか、ホームページではどのような治療を得意分野として紹介しているかなど、あなたが将来開業医となる時の参考となるものがあるかもしれません
歯科技工士を目指すには、まず厚生労働大臣が指定した大学にて、歯学課程を修学しなければいけません。卒業までにかかる期間は6年間です。医者を目指す場合にも大学で6年間学ぶ必要がありますが、歯科技工士と通常の医者では選ぶ学部が異なりますのでご注意下さい。歯科技工士を目指す場合には歯学部、通常の医者を目指す場合には医学部となります。 歯学部では6年間、歯科医に必要な知識や技能（maebaru-kyousei.com歯学）を学びます。さらに、1年次では一般教養課程、2年から5年次にかけて基礎医学を履修します。基礎医学の内容は医学部で行われるものと似た内容となっているため、全身病理学などについても学びます
6年次では実際の現場で実習を行う事になりますが、この実習に参加する為には、実習前試験をパスしなければいけません。実習では患者への治療を行う事がある為、実習を行うに値する能力が備わっているかを確認するのです。つまり、この試験に合格できなければ、参加することができません。 非常に学ぶべきことが多く、学生ではありますが多忙を極めます。特に、セルコン6年次の現場での実習はとてもハードなものです。朝早くに家を出て、帰宅は夜遅い時間になることがほとんどです。その多忙さから、中には体調を崩される学生さんや大きなストレスを抱えてしまう学生さんもいらっしゃいますが、治療を実践したり実際に患者さんと触れ合ったりと、多くのことを学ぶことができます