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歯科幹部候補生に採用されると


歯科医官(しかいかん)とは、歯科医師の資格を有する陸?海?空自衛隊の幹部自衛官のこと。
自衛隊の医官(インプラント)を養成する中で大きな役割を果たしているのは防衛医科大学校であるが、同校は歯科医官(歯科医師)の養成は行っておらず、歯科医官は全て国公私立大学の歯学部出身者の中から試験により採用される[1][2]。 歯科幹部候補生として採用される場合と、公募により採用される場合とがある。公募の場合は幹部候補生学校へは行かず、直接部隊配置となる。但し、最近は歯科医官の充足率は高く、公募受験は認定医?専門医保有者との条件が付く場合が多い。
歯科幹部候補生に採用されると、曹長の階級を指定される。幹部候補生学校の卒業時に2尉に任官するが、歯科の場合は医科と異なり博士課程修了者も幹部候補生として採用されうる。この場合は免許取得後4年経過しているため卒業時に1尉に任官する。 http://maebaru-kyousei.com/ なお、公募により採用された医官?歯科医官は免許取得後の実務経験年数に応じて階級が定められるため、入隊時に2佐に任命された例もある。通常は幹部候補生学校卒業時に2尉となり、以後2佐まではほぼ例外なく昇任する。これは、前述のとおり免許取得後の実務経験年数に応じて階級を定めるためで、公募の場合「12年目以降は2佐」との基準があり、これが準用されていると考えられる(但し、当然ながら勤務実績が悪ければ昇任は遅れる)。また1佐以上の階級への昇任は狭き門である。 たとえば陸上自衛隊の場合、歯科医官の総員は約150名であるが、1佐のポストは四つのみである。そのため、歯科医官の七割以上は2佐で占められている。また、陸幕衛生部の中に歯科医官の配置ポストが存在しないなど、問題点が指摘されている。 海上自衛隊の場合は、歯科医官の定員約50名の中で1佐のポストが各病院の歯科診療部長職(5つ)があり、陸よりははるかに恵まれている。 歯科医官で将官のポストは、自衛隊中央病院第一歯科部長(陸将補)一つのみである。海空には将官のポストは無いが、極稀に定年退官の日に特別昇任して海将補?空将補に任官する事もある(俗に言う営門将補)。海上自衛隊では2006年(差し歯)に横須賀病院副長兼歯科診療部長を最後に定年退官した中島英之海将補が歯科医官で初めての将官である。